検定一発合格者が語る、日本語教育能力検定試験 合格法と試験内容

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試験T:マークシート形式

試験Tも広い範囲から出題されますが、その中でもお約束で出題されている問題がありますので、そちらを例に見ていましょう。

*試験は90分で合計100問解かなければなりませんので、さくさくと答えなければ時間が足りません。

お約束の問題

問題の最初で必ず出題される問題形式のものがあります。例文が4つほどあり、文法的・言葉の意味の観点から「仲間はずれを探す」といった問題です。

例えば

下記の文で、性質の異なるものはどれか?
<1> 廊下で山田さんは木村さんと話しています
<2> ちょっと待ってください。今、お昼ごはんを食べていますので。
<3> 吉田さんは証券会社で働いています
<4> 今、書いていますので、すぐ提出します。

※ 問題のサンプルはかなり易しめです。またその他、99問、さまざまな問題が出題されますので、詳細は書籍等でお確かめください。

答えは、<3>です。

1・2・4については、まさに今している動作を表す「〜ています」(いわゆる英語でいうing)ですが、<3>はちょっと違いますよね。今、している動作という意味合いよりも、継続的な意味合いの方が強いです。

さて、毎回お約束で出題されるこの種の問題、実践でも非常に重要な知識です。

たぶん、上記のものをごっちゃにする日本語教師はいないと思いますが、わかりやすい例だと思ってください。

例えば、今している動作について表す「〜ています」を教える授業だとしましょう。その時、さまざまなシチュエーションや例文を用いて、練習するのですが、その時、文法の意味で異なる例文なんかが間違っていたら、生徒は混乱します。

「木村さんは今、隣の部屋で先生と話しています」。 そうっか、今している動作については「〜ています」って日本語言うんだな、と生徒が理解しているところで、もし、性質の違う、「吉田さんは松嶋奈々子に似ています(もともとの状態を表す「ています」)」なんていう例文を出してしまったら、えぇ、「似ている」って動作じゃないよね?となってしまいます。
このような間違いを犯す日本語教師はいないと思いますが。。

文法的な基礎的な知識は特に日本語教師の実践とも深くかかわっているので、よく考えて勉強するとよいでしょう。

※ 問題のサンプルはかなり易しめです。またその他、99問、さまざまな問題が出題されますので、詳細は書籍等でお確かめください。

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